こんにちは、みくろです。
昨日シーズン1の最終回を迎えた、Disney+のドラマ『ガンニバル』を観ました!
二宮正明『ガンニバル』原作。
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田舎の小さな集落「供花村」に駐在として引っ越してきた阿川大悟。
妻と小学生の娘・ましろと共に村人から熱烈な歓迎を受けるが、赴任初日に村の大地主である後藤家の当主・銀の遺体が発見される。
村人らは熊によって殺されたと判断するが、大悟は銀の遺体に自分でしたとは考えられない箇所に人間の噛み痕があることを発見する。
大悟の前任者・狩野も謎の失踪をしており、後藤家、そして供花村は人を喰っているのではないかと大悟は疑うが…。
原作である漫画も話題になっていたようですが、恥ずかしながら私は知りませんでした。
それをDisney+がドラマ化し、全7話のシーズン1がまさに昨日完結!
いや~~~~~かなり面白いですね!!!
人喰いというテーマや村全体の薄気味悪さがホラー的な要素としてすごく雰囲気がありますし、誰が?何を?何の目的で?と真相を探る過程がかなり面白い。
シーズン1が終わったといっても原作ではまだ半分ぐらいのところらしいので(めちゃくちゃ気になる終わり方だったw)、おそらくシーズン2も来るだろうと楽しみにしているところです(^O^)♪
『ガンニバル』のためだけにDisney+に入るのもアリだと思う!
かなりオススメです!!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
(私は原作を読んでいないので、あくまでドラマだけの情報で書きます)
まず主人公である大悟の性格が気持ちいい~(笑)
この手の閉鎖的で排他的な村の話って、味方が少ないので一方的にやられるような胸糞展開に陥りやすいけど、大悟のガラが悪すぎて全然負けてないのが良いですね。
これで大悟やその家族がずっと我慢を強いられるような状況だと観るのがツラくなっちゃうと思うんですが、普通に言い返すしボコボコ殴るし動じないし(笑)
そんな大悟がタジタジになるのが奥さんで、娘のましろちゃんは文句なしに可愛い、そういう家族設定がまたこの作品の魅力だと思います。
供花村や後藤家についてはシーズン1だけじゃまだ分からない点が多いけど、少なくとも食人の文化があり、子どもという明確な被害者がいる事は分かったのであとはどう決着つけるかですよね。
少なくとも恵介や洋介など、村の一部の若い人達は疑問に感じ始めているようだし、県警も動き出して面白くなってきたところでシーズン1は終わり…!
「あの人」と呼ばれる大男がキーパーソンなんだろうけど、ましろちゃんが最初に指と物々交換(笑)したお菓子は活きてくるのかなあ。
食葬や生贄思想を文化と言われたら否定しにくいですが、今の供花村は食糧危機でもないわけですし、なぜその文化を頑なに残しているのか、元の信仰が何かも気になります。
百歩譲って食葬は亡くなった人を食べるからまだいいとして(遺体損壊とか法律的にはアウトかもしれないけど)、少なくとも後藤家は子ども達を食べるためだけに監禁して殺害するわけですから、食葬とはまた違う意味合いを持っていると思うんですよね。
供花村の人奉納のお祭りから、昔は口減らしで子どもを殺していた事は確定しているけど、その名残りというだけでここまで続くものなのか…??
文化から嗜好に変わったのか、まだ見えていない別の意味合いを持つのか、シーズン2が楽しみです!