こんにちは、みくろです。
先日、本『続・怪談和尚の京都怪奇譚』を読了しました!
怪談和尚こと三木大雲住職の怪談本第2弾です!
今作も怖い話+お説法の怪談説法を楽しむことができます♪
三木住職の動画や番組はだいたい見ているので知ってるお話も多かったんですが、本の方がより詳しく書かれていたり、語りとはまた違った面白さがありますね。
怖い話なんだけど、お説法まで込みで読むとほっこりしたり勉強になることも多く、読後に後味悪くならないところが純粋に怪談を楽しみたい人向けだと思います。
最近配信されている『怪奇妙法伝』はいろんな意味で怖いんですけど(笑)、怪談を聞きながら自然と仏教の考え方を学べるのは本当に良い取り組みですよね。
怪談和尚って??という方は、『怪談和尚の京都怪奇譚』が1作目になるので是非読んでみてください♪
(何度見てもこの表紙は笑うw)
ネタバレあり感想
※以下、ネタバレ含みます。
さて、今作の中でも特に印象に残った2話について書きます。
・「お札」
とある社宅でこっくりさんをした日から夢で女性が部屋を訪ねてくるようになった話。
この話で一番興味深いところは、やっぱりお札の効果ですよね。
よくお札を貼ることで霊が出なくなったみたいな話があるけど、霊側からはどう見えているのか、(この話も厳密には霊視点ではないけど)物理的に扉がないように見えるんだなあという点が面白かったです。
・「クマのくーさん」
ただただ泣ける…(´;ω;`)
この話だけで映画1本作れるぐらい良いお話でした…。
何より、この話の体験者がしっかりとぬいぐるみの供養をされた事に感動。
物に魂が宿るのか、ぬいぐるみの幸せとは何か、正解は分からないけれど、供養ってする側の心を保つためにも必要だと思うので相手が何であれ素敵な事だなと思いました。
------------------------------------
他にも「レンタル彼女」や「峠」「自殺志願者」など三木住職の有名な話が多数収録されています。
第3弾以降も楽しみです♪
三木住職の動画や番組を見たことない方は、そちらもオススメですよ(^O^)