こんにちは、みくろです。
先日、映画『トリハダ』を観ました!
昨日の記事で『ヒトコワ』シリーズにハマっていると書いたんですが、
それ繋がりでまた生きてる人間が怖い系です。
6つの不気味で異常なストーリーで構成されたオムニバス式ホラー。
劇場版ということで、元々は人気のドラマシリーズなんですね。
ドラマ版はまだ見たことないんですが、こういうのって短編だからこそ怖いタイプの作品だと思うので、劇場版でもメインストーリーの大きな軸はありながら数話楽しめるのが良いと思います(^o^)
結構怖い見せ方も多くて、話の内容も面白いんだけど、俳優さん達の演技と演出がうまい映画だなと感じました。
グロいシーンは少ない方だと思うので、ホラーが苦手でも「世にも奇妙な~」系が好きな人には特にオススメです♪
各話の感想
※ネタバレあります
1)見えざるものの中にある真理
貸し倉庫を借りている若い女性が、自分の倉庫を物色する不審な男性と遭遇するが、実は女性の方が危ないやつだったという話。
何だか「男性=加害者」「女性=被害者」と思い込んでちゃいけないなあと考えさせられますね(^o^;)
でもこれ男性側も犯罪者っぽいよね…?百歩譲って女性の犯行に気付いて証拠を見つけたかったにしても怪しすぎて正当防衛と言われてもおかしくないレベル。
2)異常な愛情と執念の6日間
配達員のお兄ちゃんが異常な女性にストーカーされる話。
私は邦画でも分かりやすくなるので字幕付けて観てるんですが、このストーカー女性の台詞のところに(小さい女)って名前が付いててそれが個人的にツボでした。
いや小さいけども…!(笑)
3)好奇心から生まれる想像と漆黒
バスでサラリーマンが前に座った女子学生のメールのやりとりを盗み見てしまう話。
これ元々そういう手口なんでしょうね~わざと見せてるというか。
でも私もついつい見ちゃうことあるんだよな…昔よく電車でサラリーマンが愛人?とやりとりしてるっぽいメールとかチラ見してました…(´ε`;)
4)理想と現実の相違から訪れる闇
個人的に一番この話が印象に残っています!
シチューを作り過ぎてしまったからと近所の男性がお裾分けにくる話なんですが、これね~~~~女性は気を付けましょう!!(笑)
もちろん実際にこんな事があったら「開けない」一択なんですが、明らかに怪しいと分かっていてもイケメンというだけでちょっとだけ警戒心が下がるというのは実際あると思います。
フィクションの世界では例えばストーカーとか不審者とか明らかに怪しい見た目にしてあるけど、現実では見た目で分からない犯罪者もたくさんいますよね。
むしろ見た目だけで分かるケースの方が稀だと思うし、帽子で顔が見えなかった時とイケメンだと判明した時で印象がだいぶ変わることに自分でもビックリさせられるお話でした(´-﹏-`;)
これ女性は一度観てほしい!顔見た時に「あらイケメン」って思った人は気を付けて(笑)
5)自身に降りかかった悪夢の結末の相違
毎日ポケットに謎の数字が書かれた紙くずを入れられるOLの話。
この手のジャンルの作品にピッタリの内容だと思いました。
終盤まで続く謎の数字も怖かったけど、最後に犯人が出てきても当たり前すぎるので、こういう悪意を利用した悪意みたいな話は面白いですね。
6)誘惑の疑念の葛藤と脅迫
メインストーリーとなっている悪質クレーマーと不倫に悩む女性の話。
まあこれ一番の被害者が奥さんなのは間違いないので、既婚者としても最後のエンドロールはちょっとだけスッキリしたというか、ひかりちゃんもかわいそうですけどね。
不倫はダメよ、不倫は。
さらりと観れて面白かったので『トリハダ2』もチェックしてみようと思います♪