※簡単なあらすじと、後半ネタバレ含む感想あります。
こんにちは、みくろです。
先日、映画『ウィッチサマー』を観ました!
日本では2021年3月公開ということで、今月来たばかりのめちゃくちゃ新しい映画ですね。
予告編から怖くて、期待した通りの良作でした(*^^*)
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17歳の少年ベンは、夏休みを父親と過ごすため、とある港町に来ていた。
ヨット教室でアルバイトをしながら、同年代の少女と遊んだり、それなりに青春を謳歌する日々。
そんなある日、隣の家に住む男の子ディロンが母親が怖いと逃げ込んでくる。
様子がおかしいと感じたベンが次の日訪ねるも、ディロンの父親から「うちに息子はいない」という予想外の言葉を返され…。
17歳の少年VS邪悪な魔女…ホラー映画『ウィッチサマー』予告編
子どもを食べるために拐う魔女VS少年の話なんですが、その少年というのが大人でも子どもでもない17歳というのが面白いなあと思いました。
魔女に簡単にやられるほど子どもじゃないけど、周りから信用されるほど大人じゃなくて、そのじれったさとハラハラが作品にすごく合っていて面白かったです。
そこまでグロや驚かせる演出は多くないので、大衆向けの良作ホラーではないかと思います(ㆁωㆁ*)
子ども視点だと恐怖倍増
※以下ネタバレあります。
この映画は大人視点だと実はあまり怖くなくて、子ども視点で見て初めて本領発揮する内容だと思います。
いつの間にか母親の中身が変わっていて、自分の姿は誰からも見えなくなり、存在自体も忘れ去られてしまう。
子ども視点だとこうなるから怖すぎ(´-﹏-`;)
周りが助けたくても、記憶を消されていては気付きようがないですからね。
目の前で拐われようが喰われようが、家族からは全く見えなくなるわけで、そういう意味ではもう少し年齢層を下げて子ども向けホラーにしてもかなり怖い作品になったんじゃないかと思います。
ただ、主人公すら記憶を消されて弟の存在を忘れていたというドンデン返しはかなり良かったので、どちらにしろ良い設定ですね。
魔女に対してわりと物理攻撃がきくのは面白かったです(笑)
でも、あの終わり方を見ても物理だけではダメそうなので、やはり祭壇や木を全て燃やすとか、何か他の方法が必要そう。
動かす死体を長期間使えないとか、写真をそのまま飾っちゃうとか、結構隙があるんだけどそういうのも全部「記憶を消す」でどうにかできちゃうのが厄介な魔女でした!
こういう映画ってたいてい父親が全く役に立たないけど、ベンのお父さんは息子のためにかなり頑張ってくれてそれが救いでしたね。
面白かった~(*^^*)