こんにちは、みくろです。
前回見た時からだいぶ間が空いてしまったんですが、海外ドラマ『Lの世界』シーズン3を見終わりました~!
Lの世界 シーズン3 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
今シーズンは結構重い内容が多かったな…(´・ω・`)
ただ恋愛を楽しんでいた時期と違って、結婚は?子どもは?生涯のパートナーとは?と、それぞれが将来について真剣に考え悩んでいた印象。
20代30代はストレートの男女だってそういう事で悩むのに、まだまだ差別や偏見のあるLGBTの方々は社会的な面でも大変なんですね…。
ジェニーは最初の頃に比べてだいぶ良くなったのかな?と思っていたらあいかわらずでした(笑)
彼女の言動って自分勝手だし極端だし不安定でとても大人とは言えないけど、多くの女性が抱えている怒りや虚しさを一番体現してくれてるキャラクターでもあって、最後まで見届けたくはなります。
シーズン4では皆どうなるのかな~!楽しみ!
LGB…T!?
『Lの世界』は女性同士の恋愛を中心に、同性愛や両性愛に対する社会的な問題や性差別にも深く切り込んだドラマ。
シーズン3ではいよいよ(?)LGBTのT、トランスジェンダーである女性モイラが登場します。
モイラは体は女性で生まれてきたが心は男性、つまり自分は女である!男である!といった自分で認識する性(性自認)と身体的な性が一致していない状態の人です。
これがね~本当に難しい。
私自身はセクシュアルマイノリティの方々に対する差別意識や偏見は全くないんですが、頭で理解できることと共感できることは違うので、ドラマを見ていても本当にモイラだけはなかなか分からないんですよね。
私はストレートなので同性に対する気持ちはないんだけど、LGBの方々については、相手が同性というだけで恋愛感情は同じなんだろうなと想像はできる。
『Lの世界』だって社会的な問題を除くと普通の男女の恋愛ドラマとやってる事は同じですからね。
でも体と中身の性が一致しない状態というのは理解はできてもどんな気持ちなのか想像が難しい。
シーズン3の焦点でもある「中身って何なの?」ですよね。
心が男性のモイラは身体的には同性であっても女性の考え方や価値観が理解できず、だからといって心も体も男性の人達からは受け入れてもらえない。
じゃあ性別関係なく一人の人間として接しようと思っても、本人が一番性へのこだわりが強くて、そこがトランスジェンダーの難しいところなんだなと思いました。
日本だとなぜか全部「オネエ」で一括りにされてる気がするんですが、男性であっても女性であっても、無理に平等を押し付けるんじゃなく、いつでも自分が一番しっくりくる性や価値観でいれるようになれたらいいですね。