こんにちは、アラサー子なし専業主婦みくろです。
先日M・ナイト・シャマラン脚本原案の『デビル』を観ました！
内容はいたってシンプルで、ある高層ビルのエレベーターに男女5人が閉じ込められ、実はその中に悪魔が一人潜んでいるという話。
信心深い警備員によると「悪魔は罪を犯した者を集めて罰を与える」といい、一人また一人と殺されていく中、疑心暗鬼と恐怖の心理戦が繰り広げられる。
ジャンルはホラーで単純な因果応報ものですが、誰が悪魔なのか考えながら観るのは結構面白かったです。
素性の分からない人達と長時間狭い所に閉じ込められるって想像以上に怖いし油断できませんよね。
この映画の悪魔は罪を罰する立ち位置にいるので一般的な悪魔像とは少し違っていて、どちらかというとブードゥー教のパパ・レグバみたいな、良くも悪くもない存在、中立の立場にいる悪魔なのかな～と思いました。
いろんな映画やドラマの悪魔を見ているとこの手のタイプが一番怖いというか、良い方にも悪い方にも絶対ブレないので容赦ないですよね(^_^;)
そんなに長くないし舞台設定もかなり狭いですが、だからこその面白さがあるのでちょっとした心理戦が見たい時にオススメです♪
絶妙な怖さ
子どもの頃に『シックス・センス』を観た時からM・ナイト・シャマラン監督が携わった映画かなり好きなんですが、ごりごりのホラーって感じじゃないのに本能的な怖さのようなものがあって、どんでん返しが多いストーリーも好みです。
人間が怖い話か？というとそうなんだけどそうじゃなくて、じゃあ幽霊や悪魔が怖い話か？というとそうなんだけどそうじゃない…みたいな、うまく説明できない恐怖感の演出がすごくうまい監督だと思います。
個人的なイチオシは『ヴィジット』。
これね～～～よく考えなくても怖いんだけど、考えれば考えるほどめちゃくちゃ怖いんですよ（笑）
お年寄りが怖いNo.1映画だと個人的には思ってます(´ε｀；)
わりと賛否両論で好き嫌いがはっきり分かれるタイプの監督ではあると思うんですが、ホラーというよりスリラー映画としてはかなり良作の多い監督じゃないかと個人的には思います。
何に怖いと感じるかは人によって違うので万人を怖がらせるって実はかなり難しいんですよね。
私は幽霊とか悪魔とか非現実的なものはあまり怖くないけど、『ヴィジット』のおじいちゃんやおばあちゃんはめちゃくちゃ怖いのでシャマラン監督と恐怖を感じるポイントが似てるのかもしれません(´・ω・｀)
