こんにちは、アラサー子なし専業主婦みくろです。
また最近ちまちまと読み進めていた郷内心瞳さんの怪談本『禁忌を書く』読了しました~!
シリーズ4作目にあたる本書、お馴染みの(?)怪異に悩まされつつも、今作は結構ほっこりするような感動的なお話も多かった印象です。
特に私も父を亡くしてるので、家族の死にまつわる話は共感できる部分もあったり、特に『木彫りの子犬』は泣けました(;_;)
あと『死霊歌』は、実は私も子どもの頃に同じこと言われた記憶があります。
「何のためか(誰のためか)分からないものに手を合わすな」ってことなんですが、 うちの地元は田の神様とかお地蔵さんのような石像が結構あちこちあって、もちろんほとんどは良いものなんだけど、中には何を祀ってるか分からないものもあるからと。
「触らぬ神に祟りなし」って言葉もありますし、こちらは善意でも悪意をもって返されることもありますよっていう田舎ならではの昔からの教えなのかもしれないですね。
でも今回は怖い!というより中盤から「マジで郷内さん大丈夫!?」としか思えず(笑)
これって拝み屋怪談シリーズ独特の感情なんですけど、他者から聞き集めた怪談を本にしている作家さんと違って、郷内さんの場合は彼自身の視点で体験談として書かれているので臨場感が違うんですよね。
だから怪談が読みたいのもあるけど、拝み屋怪談に関しては単純に郷内さんのその後が気になって仕方ない(笑)
次作は『来たるべき災禍』、ついにあの子との決着がつくのか…?(´ε`;)
傍観者だから楽しめる
私はこんな感じで怖い作品が大好きなんですが、じゃあ怖がりじゃないかというと全くそんな事はなくて、むしろ普通より怖がりな方だと思います(^o^;)
私が好きなホラー作品はあくまで創作物なので、いくら体験談といっても誰かが書いたり語ったりすることでそれは「お話」になると思っていて、そのクッションがあるから怖がりでも安心して楽しめるんですよね。
だから作り物でも自分がその場に行かないといけないお化け屋敷はかなり苦手だし、どちらかというと信心深い方なので心霊スポットとかも絶対に行きません。
ただ新耳袋殴り込みシリーズとか、罰当たりな行為をして怖くて泣いちゃったおじさんなんかを見るのはすごく好き(笑)
特に最近オススメなのがゾゾゾ!
あんまりこういうYoutubeチャンネルって見ないんですが、ゾゾゾは編集がかなりうまいし怖いので夫婦揃って気に入ってます(*´ω`*)♪
最近は全国各地に行ってるようなので、いつか私の出身地の鹿児島にも突撃してくれないかな~?