小さいおばさんのゲームとホラーな日常。

ゲームとホラーと猫をこよなく愛する考察好きな主婦のキラキラしないブログ。

【お知らせ】2023/12/06 「その他」に「コメントについて」を追記しました。

#204 ドラマ版『呪怨』と80~90年代の日本はホラーに向いてる【ドラマ】

#44以前はアメブロで投稿していたものです。

こんにちは、アラサー子なし専業主婦みくろです。

先週ネトフリで配信されたドラマ版呪怨、話題になってますね~! 

 

昨日うちも例にもれず夫婦で鑑賞しました(*´ω`*)♪

呪怨』シリーズは一応全部観てるものの語れるほど詳しくはないので、映画と繋がりがあったら分からないかもなあと思ってたんですが、完全にドラマオリジナルの話だったので良かったです。

 

感想としては、はっきり言うと他のシリーズのような霊的な怖さはほとんどありません。

とにかく人間が怖い。

 

人間の狂気や情念や怒りがぐるぐる渦巻いてるような、そこに少しでも共鳴した人は引きずり込まれる、そんなドラマでした。

間違いなく胸糞ジャンルなので単純に怖い作品が観たい!とかホラーでスカッとしたい!みたいな方には向かないと思います(^o^;)

 

ただキャストの方々の演技が本当に見事なので、今もどこかで同じような負の感情を抱えた人や場所があって、いつ彼らの世界に引っ張り込まれてもおかしくない、案外近くにいるような、そんな恐怖を感じさせられます。

 

続きを作れそうな設定ではあるし、久々に日本らしい暗くて陰湿なホラーが来たなって印象なので(褒めてます)、もっともっと和ホラーが活発になるといいですね(*^^*)

 

邦画も全盛期だった?

呪怨』って時代設定がまた絶妙で、80~90年代の話だからこそ描けるホラー作品なんですよね。

ちょっとずつ携帯やネットが普及し始めて便利になったものの、バブル崩壊後の不況で生活が徐々に圧迫されていく過渡期。

 

昭和ほど昔じゃないけど、自分達の年代とも違う、ちょうど両親が青春を送ってたぐらいの時代です。

先日のブログ(#190 アメホラシーズン9『1984』の感想と考察【海外ドラマ】)で書いた海外ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』のシーズン9もちょうどこの年代がテーマでした。

 

80~90年代というとそれこそ『13日の金曜日』とか『エルム街の悪夢』とか洋ホラー映画の黄金期だと思ってたんですが、よく考えたら『悪魔のいけにえ』等も含めた70~80年代の方が火付け作品は多いですよね。

 

むしろ90年代からしばらくは和ホラーの全盛期だったかも?と、改めてその時代の映画を観なおしたくなりました(`・ω・´)

たいてい日本は海外から少し遅れてブームが来るので、そろそろまた新しい和ホラーシリーズが誕生するかもしれないですね。

 

映画もドラマもいつも海外作品ばかりなので、たまには邦画もチェックしてみようと思います(*^^*)

 

ブログランキング・にほんブログ村へ